私が泣いた時(#240)

くれたけ心理相談室からのお題シリーズ

【私が泣いた時の話を聞かせてください
(悲しいこと嬉しいこと何でも)】について

水
涙

一言で言うならば、とても涙もろいです

嬉しいことも悲しいこともどんなことでも

ドラマや映画でも、音楽を聴いて泣いたことも

自分だけにとどまらず

人が悲しそう、嬉しそう、痛そうにしている姿を見るだけで

つられて泣くこともしばしば

カウンセリングの中でもうるっときていたこともあります

 

そんな中でも

この状況が一番涙を止めることができない!

という場面があるんです

 

それは

『自分の本音を話そうとする時』です

 

子供の頃から

人に自分の本音を伝えるときに

自分の意思とは関係なく涙が出ます

悲しい気持ちだからというわけではないんです

泣こうと思っているわけではありません

むしろ涙よ止まれ!と思っていても涙は言うことを聞きません

 

それによって傷つくこともありました

「泣けばいいと思ってるんでしょ」

「すぐ泣けるからいいね、得だね」

 

そんな言葉をかけられながら

いつしか泣くことは悪いことのように感じ、

できるだけ泣かないようにする、我慢する

そうやって泣かない強い自分を作り上げていっていました

 

子供の頃の記憶を探ると

ありのままの自分を受け止めてもらえた

という感覚を持ったことがありません

どこかで自分は受け入れてもらえない

自分に自信がないと言う気持ちを持っていくうちに

自分の本心を話すことができなくなりました

 

社会人になり様々な世代の人々と出会ってから

ありがたいことに自分の話をする機会を多くいただき

涙を止められずに話したこともたくさんありました。

それでもありのままの自分を受け入れてもらえる

という経験を重ねるごとに気がつきました

 

どこからともなく溢れるこの涙は

たくさん我慢してきた気持ちを

「あぁ、やっと言えた」

という安堵の涙だ、と。

 

悲しいからとか辛いからとか

それだけではなくて

話せたと言う行為に対しての安堵や

又は喜びだったりするのかもしれません

 

元々感受性豊かであると自覚はしていました

でもそれだけではない背景があったのだと気づいてからは

泣くと言ういこと自体にネガティブな感情は持たなくなりました

 

涙が溢れて止まらないほど

たくさん持っていた気持ちを

話せたんだね、私

よかったね、って

自分を否定せずにいられる今は

周りの人に支えて頂いたおかげさまと

自分の気持ちを諦めなかった自分のおかげさまです

 

このブログを書きながらもウルウルときています

そんな涙もろい私の

泣いた時のお話でした^ ^

 

今日もブログを読んでくださりありがとうございました

 

投稿者プロフィール

国本 千尋
国本 千尋くれたけ心理相談室(松戸支部)心理カウンセラー
あなたにとって心から安心できる
心の拠り所になれるよう、
笑顔と感謝の気持ちを大切に。

人間関係/親子関係/自分自身のこと/夫婦関係/HSP/アダルトチルドレンなど。

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