人気のヒミツを探ってみる(#235)
くれたけ心理相談室からのお題シリーズ
【あなたのその「人気のヒミツ」は何でしょう?
どんなところでしょう?】
自分の人気のヒミツ!?
考えてはみるものの、何だかむずがゆい。
自分が他者にどんなふうにお役に立てているか
そんなことを考えてみました。
パッと思いつくことといえば
雰囲気なのか、顔立ちなのか
おそらく外面的な要因で
成人した頃からずっと
しっかりしてそう、凛々しい
特に初対面の方には宝塚の人みたい!!
なんてことを言っていただける機会が多かったです。
私自身も、(見た目も心も)かっこいい人になりたい!
とずっと思って生きてきたところがあるので嬉しい限りです。
そのお言葉を今になって考えてみると
第一印象としての“しっかりしてそう“は
相手にとって安心感を与えるものであったのかなと感じます。
カウンセラーとして活動する前は
長年、レストランサービスに従事していました。
ピシッとカッコよくありたいという思いから
立ち振る舞い、清潔感、言葉遣い、表情など
自分の理想とするかっこよさに近づける
努力をしていたのを思い出すと懐かしい気持ちです。
ただ、しっかりしてそう、凛々しいがゆえに
怖そう、話しかけにくい
そんな印象も同じくらい持たれていたと
後になって教えていただきました。
自分はそんなつもりはないんですよ
怒ってもないし、話しかけて欲しくないわけでもない。
むしろ話しかけてほしいの!!と。
人によって受け取り方が違うんだなと
今となっては当たり前にそう思えることも
当時は人と違うことや自己肯定感の低さから
自分なんて、、、と卑下していたこともありました。
それでもお店に来てくれる人にとって
一緒に働く人たちにとって
怖さや難しい印象を与えたいわけではないんだ、と
自分の理想とする在り方を再確認。
口角を上げて表情を柔らかくする
話しかけられた時の反応を状況によって変える
(ずっと一定ではなくハキハキする時もあれば穏やかな口調も使い分ける)
そして、自分から話しかけることを意識する、と。
そうやっていくうちに
穏やかさと凛々しさの使い分けが上手くなったと、
それが自分の一部として自然なものとなって
いま現在の私の中に存在しています。
過去、生きづらいと思っていながらも
その違和感を探究し、
物事をすぐ良い悪いで判断しないことや
人はあらゆる側面を持っているということを
気づき、学びながら自分自身を知っていき
自分の中でたくさんの感情を経験してきました。
だからこそ、多面的な考えや見方ができるようになり
自分の人間らしさや深みに繋がったのかなと感じています。
何年経ってもずっと忘れられない喜びがあります
「あなたに会いにきたのよ〜」
「顔が見たくなってさ〜」
「あんたに会うと元気出るわ〜」と。
数えきれないほどいただいた嬉しいお言葉は
わたしだからこその安心感を
少しばかりでもお渡しできていたのかなと
自分を誇らしく思える大切な思い出です。
最近多くの方に言われるのが
クールで近寄り難いと思っていたけど
話してみたら全然違う!(良い意味で)
気さくで話しやすいし、案外おっちょこちょい(笑)
もしかしたら今の自分は
自分の理想とするかっこよさと素の自分が
ちょうどいいバランスでいるのかもしれません。
それが心地よく、生きやすい
ありのままだけでも、理想だけでも
それだけで縛り付けてしまうと
そうあれなかった時が苦しくなるけど
なりたい、在りたい自分を軸に
そうじゃない時の自分もあることを受け入れる。
その両側面があることで
カウンセラーとしても
クライエントの皆様に心から安心してお話ができる
安心して来れる場所であることに
つながっているといいなと思います。
果たしてお題に対する内容であったかは疑問ですが(°▽°)
初めてお会いするクライエント様にとっては
ホームページ上の言葉と
写真での印象が多くを占めることと思います。
今ここに綴ったことが
過去から経た今現在の私として
私をより知ってもらうきっかけとなって
ご興味を持っていただけたら嬉しいです。
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