自分を信じてあげよう

子供が失敗しないように

子供が傷つかないように

先回りして手を打っていることってありませんか?

子供よりも長く生きてきた分

こうすれば、こうなる、という経験があるばっかりに

いわゆる失敗をしないための先回りをする。

親の優しさからくるものが多いとは思いますが

一度立ち止まって振り替えってみて欲しいと思います。

 

それは本当に子供のため??

自分の心に問うてみると一つの場所にたどり着く。

 

【本当は子供が失敗して傷つく姿を見たくない、

自分の心が傷つかないためにやっているのかも】

 

その気持ち、わかります。

私自身もその気持ちから先回りする時期がありました。

 

でも、先回りして守りすぎることで

結果、子供を苦しめることになる場合がある。

 

自分で立ち上がることができない

自分の考えで動くことができない

自分に自信を持つことができない

 

全部過去の私でもあります。

もちろん先回りという行動だけがそうなる原因ではありませんが

深く影響しているなと大人になってから感じました。

きっかけは、子供の頃感じていたこと経験したことを

親になった自分が子供に繰り返していたと気づいた時です。

 

先回りしないことって結構覚悟がいることですよね。

自分の不安や傷つきを恐れる恐怖などと隣り合わせですからね。

 

それでも、子供は親が思っている以上に

強く逞しい一面があったりするものです。

 

そして大好きなお父さんお母さんから

自分の力を信じてもらえていると感じられると

何よりも安心でき、それがまた挑戦する力となります。

 

そうやって挑戦したことがたとえ思い通りの結果じゃなくても

自分を信じて見守ってくれていた親から

頑張っていたことを認めてもらえること、

大丈夫だよとありのままを受け止めてもらえることが

子供自身の自己肯定感を高められ、自分を信じられるようになる。

そして愛情や信頼関係のつながりを感じられる。

結果、それが困難から立ち上がる力に

つながっていくのではないかと思います。

 

『子供が自分の力で、自分の足で

困難から立ち上がる力を信じて見守り、

でも何かあった時には手を差し伸べられる親でいたい』

親になった今私が思うことは

子供の頃、親にやって欲しかったことでもあります。

 

子供の挑戦を、子供の力を信じることは

親自身が自分を信じることでもあります。

“子供を信じることができる私“を信じてあげてくださいね。

親子

投稿者プロフィール

国本 千尋
国本 千尋くれたけ心理相談室(松戸支部)心理カウンセラー
あなたにとって心から安心できる
心の拠り所になれるよう、
笑顔と感謝の気持ちを大切に。

人間関係/親子関係/自分自身のこと/夫婦関係/HSP/アダルトチルドレンなど。

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