夫婦という関係について
国本 千尋好き合って一緒になったのに
この人となら、と覚悟をしたのに
一緒にいる時間が多くなるにつれて
こんなはずじゃなかった、前はこうだったと
ズレや違和感を感じてくるようになる。
パートナーを選ぶ理由は様々あると思います
その中には、多少なりとも相手に対する期待があったり
動機が結びつけていることもあるでしょう
この人なら“幸せにしてくれそう“という期待がある場合は
期待通りの生活にならなかった時に
パートナーの責任とみなしてしまうことになり
また違う“幸せにしてくれそうな人“を
探そうとしたりするかもしれません
異文化結婚
というとどのようなイメージを持たれますか？
通常は異なる国籍の人同士の国際結婚の場合に
異文化間結婚などと表現されたりしますよね。
ただ、国際結婚に限らず
価値観や日常的な習慣、家族の歴史など
当人同士を超えた異なる2つの文化が一緒になる結婚も
異文化の交流であり
異文化結婚なのではと感じたりもします。
そこには異なる文化を理解し合うことは
もちろん土台として最も必要なことであると思います。
そしてそれに加えて
『2人で新しい家族を作っていく必要がある』
ということを大切にしていくことが
良好なコミュニケーションの元となるのではと考えられます。
これまで過ごしてきて
自分の中では当たり前だと思っていたことも
それが当たり前とも言えなくなる。
生活を一緒にする中で初めて経験することや
時には驚くほどの衝撃を受けることもあるかもしれません
その度に、“2人はどう過ごしていきたいのか“に
重点を置いていただきたいと思います。
“これまで“の経験も大事なもので
役に立つものであるかもしれません
しかし結婚という異文化の中では
【あなたと、目の前にいる相手】にとっての最善を
一緒に見つけていく、ということを
忘れないでほしいなと思っています。
2人で見つけていくことは
もしかすると試行錯誤の連続かもしれません
どうしたら良いかわからないことも出てくるかもしれません
1人で抱えきれないな、2人でうまく乗り越えられないな
そんな時は第三者に相談することも役に立つことと思います。
友人であったり、職場の人であったり、
そしてカウンセラーであったり。
状況の整理、お気持ちの整理
新たな発見や自分の本心の部分を探ることなど
カウンセリングは様々な場面でご活用いただけます。
まずはご自身の今のお気持ちや感じていることを
お話しするためにお一人からでも、
お二人一緒にいらしていただく
カップルカウンセリングも承っております
どんな状況にありましても
どうかお一人で
抱え込まないでくださいね
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