教わっている人

社会の中で、環境の中でのあらゆる物事を、

『教える人』と『教わる人』がいます。

家庭、学校、部活、会社、あらゆるコミュニティが存在しますよね。

家庭では親が子に

学校では先生が生徒たちに

会社では上司が部下に

知識や技術に長けている人たちが教える側になる事が多いでしょう。

しかし残念なことに

そこに長くいる、というだけで
教える側という立場を持っている人がいるのも事実。

1つのことを長く続けておられることはとても素晴らしいですが

あの時のあの常識のままで、

または自分だけの常識や当たり前に囚われていないでしょうか？

 

時代とともに、また環境や人によっても変化はつきものです。

その変化を嫌がらずに、恐れずに

変化していくことや新しく学ぶことの

楽しさ、面白さ、素晴らしさを感じられると

次はそれを、誰かに伝えたい！という想いを持つようになる。

そういった想いを持って教える側でいると

教わる側もその雰囲気を感じ取るはずです。

楽しそう、面白そう、自分もやってみたい！

そんなふうに教わる側の心が躍るきっかけでいたいものです。

 

親だって子供の姿を見て学ぶことがたくさんあります。

生徒の考えに新しい視点を持てる先生だっているはずです。

大切なのは教える側と呼ばれている人達も

常に学び続けること。

 

教える側が学び続けているということは

常に学ぶ側でもあるということ。

教える人は、誰よりも教わっている人なんですよね。

 

いつまでも学ぶ姿勢を大切に自分を磨き続けていく、

そんな人でありたいなと強く思っております。