受け取ること

日々あらゆる場面で

言葉や想いの受け渡し、受け取りが行われているかと思います

 

ただ、中には受け取ることが苦手な方もいるようで

いやいや、そんなつもりじゃ、と。

謙虚さからそのようなお言葉を発される方もいるかと思います。

 

受け取ることが苦手な方について考えてみました。

日々謙虚でいることを心がけているかもしれないし

自分に自信がなく(自己肯定感が低く)
自分なんかにと好意や援助を受けることに抵抗があったり

もしかしたら自分の好意を受け取ってもらった記憶がなかったり

幼少期に親(養育者)との受け取る作業の経験がなかったり

自分の欲しい形ではないものが与えられたり

無価値観を感じていたり劣等感があったり自分を責めていたり。

いろんな要因があることと思いました。

 

経験がないことをいきなり変えることは難しいことかと思います。

ただ、ご自身も誰かにありがとうと感じたり

伝えたくなる気持ちと同じように

相手もあなたに対して同じ想いがあることも

知っていてあげてほしいなと思います。

そして、受け取らないことは相手を傷つけることに

繋がりかねないということも。

わざとじゃなく、そんなつもりがなくても

やはり相手からの好意や援助を

いやいや、大丈夫です!とシャッターを締め切ってしまうことは

互いに気持ちがいいことではないと思います。

 

受け取ることが怖いかもしれませんし

受け取った後のことを考えちゃったり

いろんな想いが巡るかもしれません。

 

私たちは時に、誰よりも自分に厳しくなってしまうものです。

でも、もっともっと受け取っていいんです。

受け取る力は誰1人例外なく持っています。

 

あなたはどれだけ受け取ることを許していますか?

どれだけ自分を認めているでしょうか

 

あなたが受け取らないことで

傷ついたり残念な気持ちになっている人がいるとすれば

ご自身の受け取りについて見つめてみるチャンスかと思います。

 

これまでの自分を見つめ、認め、ご自身を肯定できれば

自信につながったり客観視できる事へ繋がるのではないでしょうか。

 

自分への見方が変われば

人への感じ方や想いも変わってくることと思います。

 

受け取り上手になって

自分も相手も

心地よい関係を繋いでいく

 

良好な人間関係へのヒントになれば幸いです。

受け取る take

投稿者プロフィール

鈴木 千尋
鈴木 千尋くれたけ心理相談室(松戸支部)心理カウンセラー
あなたにとって心から安心できる
心の拠り所になれるよう、
笑顔と感謝の気持ちを大切に。

人間関係/親子関係/自分自身のこと/夫婦関係/HSP/アダルトチルドレンなど。

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