お子様についてのご相談

お子様のお悩みについてご相談をいただいたり

知人との会話の中で話題に上がることがあります。

 

不登校、行き渋りなどで悩んでおられる方のお話をお聴きします。

親御さんにとっては大変心配な出来事かと思います。

しかしお子様を助けたい一心で

お子様の見ている世界や感じていることを

すっ飛ばさないであげてね、ということをお話しさせていただきます。

 

どうしたらまた学校に行くのか
どうやったら前みたいにできるのか
いつになったらやる気を出すのか

何か行動することが今の現状を脱却する

一番の近道に思えることもあるかと思います。

だからこそ親御さんはカウンセリングを受けるという

行動をとってくださるのだと思うのです。

それに比べて当の本人は、、、

学校へ行かずに家にいるだけと思ってしまうこともあるかと思います。

 

見失わないためにお伝えしたいのは

今お子さんは【休む】という行動をとっています

それはそれは大変勇気のいる行動をされているのです。

行きたくないというSOSを出してくれたということ。

何もしていないなんてことはなく

休むことによって傷を癒している途中だったり

気持ちの整理をしている最中であり

全てが途中経過だということをご理解いただけると

お子様に対する見方やそれに対する親御さんの気持ちが

少しずつ変わってくるのではないかと思います。

 

そうはいっても親心としてはソワソワしてしまうことも理解できます。

何かしてあげたい、辛さを解消してあげたいと

お子様のことを1番に想っていらっしゃるのですよね。

 

お子様が休んでいる時に大事なのは

お子様が安心して休める環境を作ってあげること

お母さん、お父さんそれぞれが

お子様にとっての安全基地になってあげること

それがお子様の心の回復には必要不可欠だと想っています。

 

ああしろこうしろと言ってしまっては

心から安心して休めませんよね

自分をわかってもらえないと感じると

安心して気持ちを曝け出せませんよね

お子様のことについて夫婦で喧嘩をしていると

自分のせいでと自分を責めてしまいますよね

 

どうか、安心できる環境
安全基地を作ることをお考えいただけると

お子様にとって安心安全な回復期を過ごせるのではと想っております。

 

焦る気持ちは伝染しやすいので

心に余白を持たせるイメージをしてみてください。

お子様と一緒に親御さんのお気持ちにも

心に余裕を持たせてあげると

自然と柔らかい空気感が家庭を包んでくれることと思います。

 

どうやって接していけば良いかわからない

どのように進んでいけばいいかわからないときは

カウンセリングの中で一緒に考えさせてくださいね。

カウンセリングは決して子供本人が

受けなければいけないということではありません。

親御さんのお気持ちを聞かせていただいたり

一緒に考えるということの場として是非ご活用ください。

 

今日はお子様のお悩みに対する

親御さんの心の持ち方について

お話しさせていただきました。

最後まで読んでくださりありがとうございます

お子様
悩み
不登校

投稿者プロフィール

鈴木 千尋
鈴木 千尋くれたけ心理相談室(松戸支部)心理カウンセラー
あなたにとって心から安心できる
心の拠り所になれるよう、
笑顔と感謝の気持ちを大切に。

人間関係/親子関係/自分自身のこと/夫婦関係/HSP/アダルトチルドレンなど。

コメントはお気軽にどうぞ