もう一方を見つめてみる
不安な気持ち
恐れる気持ち
なんとかしなきゃになっていませんか?
もちろん
不安も恐怖も
なるべくなくしたい
でも、なんとかしなきゃ、無くさなきゃと
思えば思うほどその感情に目がいって
強く感じるようになる
そもそも不安や恐怖の感情は
どこからやってくるのでしょうか
私は、不安や恐怖を感じることは
それだけ『より良く生きたい』という
想いがあるからだと思っています
それだけ自分の人生をより良く生きたいと思っている
陰陽学とも呼ばれている
古代哲学で生まれた理論があります
宇宙に存在するあらゆる物事、事象を
陰と陽の対立する2つに分類し
これらは互いに過不足を補い合い
バランスをとって存在していると考えられている理論
表があれば裏もあって
陽があれば陰があって
ポジティブな時もあればネガティブになる時もある
誰だってネガティブでずっといたくないし
嫌だダメだと思うものは無くしたくなるし
それが当たり前なのかもしれないけれど
無くしたいという想いの
もう一方は
無くしたくない
すなわち
『あってもいい』ということではないでしょうか
不安だって恐怖だってあってもいい
あってもいいというと極端に聴こえるかもしれませんが
『あってはならない感情ではない』ということです
そんなふうにも捉えてみると
ネガティブだと思っていた感情も
ごく当たり前の自然なもので、
それも含めての自分なのだと受け入れやすくなっていく
それだけで不安や恐怖は
ほぐれていく
柔らかくなっていく
そんなふうに感じています
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